土曜日、待ち合わせまで時間があったので、「剱岳」を観ました。
意外にも満席。人気があるようです。
この作品は、陸軍測量部に所属する主人公(=浅野忠信)が
軍からの命令で剱岳を初登頂に挑戦することに。
ライバルの日本山岳会メンバー(仲村トオルなど)と切磋琢磨しつつ、
難関な剣岳に挑んで行きます。
監督の木村大作さんは八甲田山などの作品で山岳カメラマンの第一人者なのだそう。
映画館のスクリーンを目いっぱい使った立山地方のパノラマは圧巻でした。
地元のガイド役香川照之がいい味出していて、中年キャストが光っている作品です。
山に挑む姿を見ていると、「私も山登り頑張らなくっちゃ!」と思えてきます。
実際に行きたくなります。
ちょっと残念なのが、時代考証がイマイチなところ。
主人公の妻役は宮崎あおいなのですが、明治末期で夫と対等に話す妻ってアリ?
富山の営林署職員が主人公への話し方も気になります。
だって、主人公は帝国陸軍所属だよ?
とはいえ、とても感動いたしました。
でもでも、隣の席のおじさんは「イマイチだな」って。
えぇ~
人それぞれだけど、素直に感動しましょうよ~~~